
後鼻漏が後鼻漏たる理由でもありますが、喉に流れる鼻水(後鼻汁)は最大の問題です。
個人的に重要なのはキモチ悪いことでもやって楽なるならやるべきだという点です。もちろん人前ではできませんからひとりになれる場所を確保して、やれる時にやるのです。
このページは病院が閉まっている夜や会社での勤務中など、すぐには病院に行けない時にどうにかして症状の辛さから逃れる方法を、後鼻漏を患う筆者の経験に基づき書いています。
治療法ではないので、治療について知りたい方は以下のページをみてください。
喉にある鼻水を吐き出すには結構な無理をしなければなりません。
このように後で悪化する可能性がある方法です。
ですが、喉の奥の鼻水で息ができなくなったり会話ができなくなったりした場合にはなんとかしなければならず、リスクを承知でやっています。
咳払いは体の姿勢次第で多少楽に吐き出せますが、水に関しては悪化を軽減する方法がないのおすすめできません。
筆者のように、すでに慢性化して年中喉に鼻水がある状態になっていれば今更という考え方もできますがそうでないなら水はやめておいた方がよいです。
吐き出せないなら飲み込むしかない、ということで飲み物を利用して飲み込む方法です。
長く口の中にいれると前述の「水を口の中に含んで吐き出す」という方法で被るリスクが同じように発生するため、一息に飲み込む必要があります。
もとっとも、どうやっても鼻水が喉の方に流れるクセをつけてしまうリスクは0にできませんが、ここを気にしすぎると通常の食事もできなくなってしまいます。
鼻水には本来体外に排出される物質が包まれているのですから、飲み込むとお腹を壊しそうです。この点について以前に耳鼻科の先生にきいたことがあります。
よほど空気が悪い(吸い込めば肺が真っ黒になるなどのレベル)ところで生活しているのでなければ、鼻水を飲みこんでもまず大丈夫そうです。
王道ですが鼻炎薬で鼻水を抑えられれば後鼻漏は改善します。
経験上市販薬で軽減できるものではないのですが、後鼻漏の初期を楽に過ごすということは可能でした(後鼻漏は長引くので中期以降は効きませんでした)。
年中後鼻漏の筆者が服用している薬は、効果の弱い順(つまり1が後鼻漏初期で3が後鼻漏後期)で以下の通りですです。
薬に関しては長くなるので、以下のページも参照してください。
処方薬で改善してもアレルゲンを吸い続ければ再発しますからなんとかしたいところですが、原因となる花粉やハウスダストなどはそれぞれに対応するしかありません。
マスクやフィルタータイプの空気清浄機などのアイテムに頼るか、沖縄や沿岸部のように花粉症がマシな地域に逃げるか...。
もしもペット由来の場合は、残念ですが手放すことを考えた方が良いかもしれません。もちろん捨てるのは許されませんから、誰か信用できる人に譲る形です。